三つ葉のclover
…アカの他人…図星だった…いくら幼なじみって言ったって、他人にかわりはない…琳ちゃんだって他人なんだ…『そうだけど…いつも…いつでも一緒に居たのに、家族同然の存在だったのに、そんな言い方はないんじゃない!?』…そう言いたかったけど、言えなかった…だって…
「玲都君…」
「春菜!今から迎えに行こうと思ってたんだぜ?弓道部終わったのか??」
「うん。玲都君、サッカー部は…?」
「あぁ、今日は休みなんだ。だからいつも春菜に待ってもらってるから、今日は俺が部活終わるの待ってようと思って。」
「そうなんだ…有り難う…!」
「バーカ…彼女なんだから当たり前だろ?」
篠崎 春菜…中1の時、私と琳ちゃん玲ちゃん兄弟と一緒のクラスで、琳ちゃんの…元カノ…噂では、春菜から琳ちゃんに告って、琳ちゃんはきっぱり断ったんだけど…脅したらしくて、琳ちゃんは渋々付き合ってたって聞いた
ただ大人しい外見に騙されたからといって好きな人を脅したりする図々しい女と付き合うなんて、玲ちゃんはどうかしてる…ほんと…そんな女に優しい笑顔なんて…向けないでよ…
「あっ…白戸さん…こんにちは。久しぶりだね…」
「……。」
「誰に挨拶してんだよ、誰も居ないとこに向かって話してたら馬鹿になるぜ。」
「え…?だって…白戸さん…」
「誰だ?そんな奴居たか??」
『誰だ?そんな奴居たか??』…『そんな奴居たか??』……涙が溢れてきた…玲ちゃんがそんな事言うなんて…夢にも思ってなかったから…
「玲都君…」
「春菜!今から迎えに行こうと思ってたんだぜ?弓道部終わったのか??」
「うん。玲都君、サッカー部は…?」
「あぁ、今日は休みなんだ。だからいつも春菜に待ってもらってるから、今日は俺が部活終わるの待ってようと思って。」
「そうなんだ…有り難う…!」
「バーカ…彼女なんだから当たり前だろ?」
篠崎 春菜…中1の時、私と琳ちゃん玲ちゃん兄弟と一緒のクラスで、琳ちゃんの…元カノ…噂では、春菜から琳ちゃんに告って、琳ちゃんはきっぱり断ったんだけど…脅したらしくて、琳ちゃんは渋々付き合ってたって聞いた
ただ大人しい外見に騙されたからといって好きな人を脅したりする図々しい女と付き合うなんて、玲ちゃんはどうかしてる…ほんと…そんな女に優しい笑顔なんて…向けないでよ…
「あっ…白戸さん…こんにちは。久しぶりだね…」
「……。」
「誰に挨拶してんだよ、誰も居ないとこに向かって話してたら馬鹿になるぜ。」
「え…?だって…白戸さん…」
「誰だ?そんな奴居たか??」
『誰だ?そんな奴居たか??』…『そんな奴居たか??』……涙が溢れてきた…玲ちゃんがそんな事言うなんて…夢にも思ってなかったから…