三つ葉のclover
「ほらな?誰も居ないだろ?」
「篠崎さん、仲原君…お幸せに!!」
「白戸さん!?」
涙を隠すように走った…行き先は知らない、知りたくもない!だって…絶対絶対…たった1m離れた玲ちゃんのトコだから…
「なんだよ…」
涙が溢れないように上を強く睨みつける…ちょうど、玲ちゃんの目と重なる…憎しみなのか、…愛しさなのか分からなくなる…
バシっ
「…っ!」
鈍い音が辺りを包む…
「白戸さん!!」
なんで止めるの?
「テメェっ!」
なんで怒るんだろう?
「そんなコト言うなんて…いくらなんでも最低だよ。…大っ嫌い!!」
今悪いのは…玲ちゃん…のハズでしょ…?!
「白戸さん止めて!」
だってしょうがないじゃない…。私だって玲ちゃんを傷つけたくないよ…
「妃奈!?何してるんだ!!止めろ!!」
もう一発玲ちゃんをぶってやろうとした右手を琳ちゃんに捕まれて自分に帰った…目の前には泣き出しそうな春菜と悲しそうな目をした琳ちゃん…それから…何も無かったかのようにしている玲ちゃんが居た―
「篠崎さん、仲原君…お幸せに!!」
「白戸さん!?」
涙を隠すように走った…行き先は知らない、知りたくもない!だって…絶対絶対…たった1m離れた玲ちゃんのトコだから…
「なんだよ…」
涙が溢れないように上を強く睨みつける…ちょうど、玲ちゃんの目と重なる…憎しみなのか、…愛しさなのか分からなくなる…
バシっ
「…っ!」
鈍い音が辺りを包む…
「白戸さん!!」
なんで止めるの?
「テメェっ!」
なんで怒るんだろう?
「そんなコト言うなんて…いくらなんでも最低だよ。…大っ嫌い!!」
今悪いのは…玲ちゃん…のハズでしょ…?!
「白戸さん止めて!」
だってしょうがないじゃない…。私だって玲ちゃんを傷つけたくないよ…
「妃奈!?何してるんだ!!止めろ!!」
もう一発玲ちゃんをぶってやろうとした右手を琳ちゃんに捕まれて自分に帰った…目の前には泣き出しそうな春菜と悲しそうな目をした琳ちゃん…それから…何も無かったかのようにしている玲ちゃんが居た―