*。俺様な吸血鬼。*


~X'mas~


「よし♪ばっちり!!」


X'masの支度を終えた私はもう少し時間があるので
ゆっくりしようとリビングに行った。


「あら?そんなにお洒落して月君とデート?」


「あ、うん。」


(お母さんに言うの忘れてた;;)


「じゃあ、今日はもう帰って来ないのね。」


「え?」


「だってカップルでX'masを迎えるんだから朝帰りは当たり前でしょう。」


「……。」


親の癖に心配もしない私の親って…。
てかむしろ送り出してるような気が;
ま、好都合なんだけどね?私にとって。


ピンポ~ン♪


「あ、月だ。」


「じゃ、いってらっしゃい☆」


「うん、行ってくる。」

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