*。俺様な吸血鬼。*



「きゃああ!!か、可愛いぃい♪♪♪」


「え!?」


突然月のお母さんに抱きつかれて今は頭をものすごく
撫でられてる。


「さすが月が連れてきただけのことはあるな。」


月のお父さんが関心しながら言う。


(え?え?)


「月にはもったいなさ過ぎるわ!なにこの小動物みたいな子!!」


「く、苦しい;;」


月のお母さんに顔をすりすりされて動けない。


「お袋、麗李困ってるから。」


そう言うと私の体を引っ張って月のほうに寄せる。


「あら、ごめんなさいね?あまりにも可愛かったから☆」


可愛らしい笑顔を向けながら私に謝る。


(あ、笑った顔月に少し似てる。)


「麗李ちゃんは人間だよな?」


「あぁ。」


月のお父さんが月に問いかける。
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