*。俺様な吸血鬼。*


「すっごいおいしそうな匂いがしてたものね。」


「!?」


「大丈夫よ、獲って食おうなんて思ってないから♪」


「は、はい;;」


「でも、気をつけてね?私達ヴァンパイアはそれなりの
常識はもってるけど、中には危ないものもいるから。」


「…はい。」


「で、許してくれんだろ?」


「当たり前じゃない☆むしろ歓迎しちゃうわ♪」


「これから、麗李ちゃんと過ごすんだろ?」


「あぁ。」


「それもいいけど、少しは顔出してけよ?」


「分かってる、でもすぐ帰るから。」


「まぁ、寂しいわね、またいつでも帰っておいでね?
麗李ちゃん連れて。」


「分かった。じゃあな。」


「ばいばあいノシ」

「じゃじゃな。」


そう言って月のご両親と別れた。

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