*。俺様な吸血鬼。*
「一之瀬 月、よろしく。」
「!!!!」
(え!?月?なんで?)
名前を聞いてびっくりして思わず顔を、
勢いよくあげてしまった。
「あ・。」
そのせいで月とばっちり目があってしまった。
「先生。」
「なに?一之瀬君?」
「俺、あいつの横がいいです。」
と言って私のほうを指さす。
(は!?)
「あら、来島さんの知り合い?」
「はい。」
(いやいやいや。待て待て。私がいつからあなたの
知り合いになったんですか!?いや、昨日知り合ったけど、
そうじゃなくて・。)
そうこう考えているうちに先生が、
「そうね。転校したばっかりだし不安だものね。いいわよ。
ちょうど来島さんの隣の席空いてるし。」
「えぇっ!!」
「あら?ダメ?来島さん?」
「えっと・。いやじゃな、いです・・。」
「そう。じゃあ一之瀬君は来島さんの隣に座って?」
(先生のばかぁ!!;;)