*。俺様な吸血鬼。*


「えっと違うってば;;」


「なにが違うんだよここにいる女ほとんどヤったことあるやつだろ。」


「……。」


「ほらな。」


「月もそうなの?」


「え?」


「だって來兎君がそうなら月もそうなんじゃないかなって…。」


「…來兎ほどじゃないけど否定はできない。」


いろんな意味で否定してほしかったけど;


「なんだよ、人のこと言えねぇじゃん!」


來兎君が月の背中をバシバシ叩いてる。


「うっせぇんだよ。」


そう言って來兎君を一喝した。


「まぁ、確かにお前に会う前まで女遊びは激しかったからな。」


「月なら百戦錬磨は当たり前だよね…。」
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