*。俺様な吸血鬼。*


だけど月にそういわれて嬉しい自分がいる。
思わず顔が赤くなってしまう。



「ふぅ~ん?」


楠さんが私をジロジロと見てくる。


「ま、私には彼女がいようが関係ないけどね?」


楠さんは勝ち誇った顔をして私を見ながらそう言うと
立ち去ってしまった。


「え…。」


なんだかものすごい胸騒ぎがする。
そう思った瞬間頭に暖かいものが触れた。


「余計なこと考えんな。」


それだけ言って私の頭をポンポンとたたくと
月は自分のイスに座った。


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「なんか今日はすっごい疲れた。」


家に帰り着くと今日学校であったことを思い出す。


「今日は早めに寝よ。」


そう言ってご飯を食べてお風呂に入ると、すぐに眠りに着いた。
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