*。俺様な吸血鬼。*


「月くぅ~ん♪」


「……。」


次の日
月と楠さんがずっとあんな感じ。


「麗李、いいの?楠さんずっと月君にまとわりついてるじゃん。」


月と楠さんをこっそり見ていると柚那が話しかけてきた。


「…うん。」


「もう、いやならちゃんと言わないと。」


「分かってる……。」


「…。」





~放課後~



「麗李帰るぞ。」


「あ、うん。」


「あ、月君一緒に帰ろう☆」


月と帰ろうとしたら楠さんが月を誘ってきた。


「あ…。」


「無理。」


月はそれだけ言うとスタスタと歩いていく。
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