*。俺様な吸血鬼。*
真実
「ちょっとぉ!!麗李!いつからあんなイケメン君と
知り合いだったの!?」
月は先生に呼ばれているらしく今は教室にいない。
「いや、別に知り合いとかじゃないんだけど・・・。」
「じゃぁ、なに?」
(・・・。なんなんだろ?)
「・・・わかんない。」
「なにそれぇ~!!」
とか言いながらもなんかウケてるし。
「じゃあさ・・」
キーンコーンカーンコーン
「たくっ!なんでいっつもいいところで鳴っちゃうのよ!!」
「仕方ないでしょ?ほら、早く席着かないと
先生が来ちゃうよ?」
「むぅ、はぁい。」
柚那がその可愛いらしい顔で頬を少し膨らませ、
本日二回目の渋々とした了解をして、自分の席に着いていった。
「ふふ。」
「・・なにわらってんの?」
「っッひゃあぁ!!」
「いや、驚きすぎだし。」
「だって急にいるんだもん。」
「いちゃ悪りぃかよ?」
「・・・別に。」