*。俺様な吸血鬼。*



「じゃぁまずは料理作んなきゃね♪」


麗李が張り切ってキッチンに向かう。


「俺も手伝うぅ~☆」


舜が麗李の後をついていく。


「ちょっとぉ!舜ってば待ってよお!!」


その、舜の後を楠がついていく。


「…あのさ、そんなにみんなキッチンに行ったって
人が多すぎてなんもできねぇだろ?」


「あ…、ごめん。」


とっさに麗李が謝る。


「お前は謝んなくてもいい。」


「じゃあ、なに俺に謝れっていってんのぉ!?」


舜が口を尖らせて怒ってる。

お前はホントに男か…?


「あぁ~もう、うっさい!!」


(((びくぅ!!)))


柚那の言葉にみんなが驚く。


「もう!こんな時くらいちゃんとしなって!
月君には悪いけどこの調子じゃ終わりそうにないから
月君も手伝って!
麗李と月君は料理して、魅央と舜君は飾りつけ!!」


「えっとじゃあ、柚那は何するの…?」


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