*。俺様な吸血鬼。*



麗李がビクビクしながら柚那に聞く。


「私?私はもちろん監督に決まってるじゃない♪」


(((;;;汗)))


俺には手伝えって言ったくせに自分は監督かよ!

本人には絶対そんなこと言えないから

心の中で突っ込んで作業を始めた。


(俺の誕生日なんだよな…?)


それがいちばん気がかりになってきた。

ま、みんな楽しそうにしてるから別にいいんだけど…。




大体準備が終わってきたみたいで

後はテーブルに料理を運ぶだけ。


「なんとなく、予想はしてたけどさぁ、
一人暮らしってすごいねぇ。」


「一人暮らしだから、麗李とイチャイチャできるもんねぇ?」


「い、イチャイチャ!?俺も麗李ちゃんとやりたい!!」


「バカ言ってんな、麗李にそんなことしてみろ
顔かわるぞ?」


「ちょ、月;」


「うわぁ、月君って意外に独占欲つよ~い。」


「意外でもなくない?」


「はぁ。」


みんなには分からないくらいの大きさでため息をついた。


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