*。俺様な吸血鬼。*



「ちぇ。」


月が舜君を掴む。


「ちょっとぉ~舜にそんなことしないでぇ~!!」


魅央ちゃんが月に舜君を放すようにお願いしてる。


「じゃあ、二度と麗李にこんなことしないように
楠が見張ってろ。」


「らじゃ~♪」


月がそう言うと魅央ちゃんが了解した。


「や、やだよ;;魅央ちゃんしつこい;;」


「お前だってしつこい。」


「私は舜が好きなんだからぁ~、追いかけるのは当たり前でしょ?」


魅央ちゃんが舜君に抱きつこうとする。


「いい加減にしてくんない?俺は魅央のこと好きじゃ
ないんだって。黒)」


うわ、久々の黒い舜君をみてしまった。

ちょっと魅央ちゃんが可愛そうになる。


「……………わ。」


「え?」


魅央ちゃんが何かを言った。


「怒った舜もかっこいいわぁ~~!!」


魅央ちゃんはあのくらいで挫けなかった。



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