*。俺様な吸血鬼。*
やっとのことで月の家に辿り着いて
今はみんなで準備をしてる。
一度柚那に怒られたせいか今日はみんなちゃんとしてる。
「じゃあ、かんぱ~い♪」
目の前にはおっきなケーキ。
それを見るだけで私のテンションは急上昇!!
でもなぜか今手に持ってる飲み物からは、
炭酸でプシュプシュいっててアルコールの匂いがするような…?
「おぃ、これってチューハイだろが。」
月も気づいたようで止めにかかる。
「いいじゃん、せっかくのお祝いなんだしさぁ?
堅いこと言わないのぉ!!」
トキすでに遅し…。
柚那はすでに飲んでいた。;;
「ったく、好き勝手してんなよ。」
そう言って月は私の分のコップを奪う。
「え?なんで?」
「お前には、飲ませねぇ。」
「えぇ~、いいじゃん!」
「なんでも。」
「……、意地悪。」
「麗李ちゃぁん俺の飲んでいいよぉ♪」