*。俺様な吸血鬼。*
用具室に着いたものの、箱を置く場所が
高すぎる;;
必死に背伸びしても届かない;
私でも159㌢あるのにここってば高く作りすぎなんだって。
月にはさっき助けてもらっちゃったし
今、月は箱の中身を整理してるから頼めないし…。
(仕方ない、自分でやるか。)
そう思って用具室の中にあった椅子を持ってきて
箱を置く場所の下においた。
(少し、グラグラしてるけど大丈夫だよね?)
不安に思いながらも椅子の上に立って箱を置いた。
瞬間、椅子が倒れた。
「ひゃあ!?」
私は椅子から落ちてしまった。
「いったぁ;;」
「なにしてんだよ。」
月がいつの間にか目の前にたっていた。
「いや、ちょっと…。」
「はぁ、頼れって言ってんのに。」
「だって、さっきから月にばっか助けられちゃったから
自分でしたほうがいいと思ったんだもん!」