*。俺様な吸血鬼。*




「月君はヴァンパイア役?」


「え?」


「そんな衣装着てるから。」


「あ、そ、そうなんだ;;!」


「って、私がそんなコト言うとでも思った?」


「;;;」


「ちゃんと、話して?麗李。」


「……うん。」


それから私は月と出会った事から

柚那に話した。




「なんで、言ってくれなかったの?」


「だって月のこと言っちゃったら柚那は私のことも
月のことも軽蔑しちゃうんじゃないかって…。」


「バカじゃないの?」


「は?」


「そんなことくらいで私が麗李と月君を軽蔑したりすると思う?」


「柚那…。」


「それに…。」


「??」


「こんな面白いこと放っておけないでしょ!!」



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