*。俺様な吸血鬼。*



(ホント、柚那は面白さで動いてるのか?;;;汗)


「あ、でも、このことは…」


「大丈夫、内緒、なんでしょ?別に言ったりしないから
心配しないで♪」


「あ、うん。」


「月君もちゃんと頼むよぉ?麗李のコト。」


「あぁ、わりぃな柚那。」


「べっつにぃ?なぁんとなく月君が人間じゃないような
気はしてたんだよねぇ。」


「え?なんで…」


「ん~勘かなぁ?それに麗李のこと一番近くで
今まで見てたんだから分からないわけないでしょ?」


「あ、ありがとぉ~;柚那ぁ;;」


「あぁ~もうくっつかないで、暑苦しいから。」


「柚那ひどい;;;」


「麗李のこと傷つけたら私が許さないからね?」


「言われなくったって分かってるよ、そんなこと。」


「言うわねぇ~♪まぁ、精々大事にされちゃいなよ?
私はこれから、彼氏と約束あるんだから☆」


「うん!!じゃあね、柚那!」


私がそう言うと柚那は教室から出て行った。






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