*。俺様な吸血鬼。*





「人多い。」


月が機嫌悪そうに言う。


「でももう少しで順番だから、もう少し我慢して?」


「ん。」


私がそう言うと、月は渋々了承してくれた。


「私は舜と一緒ならどこだって我慢できるぅ~♪」


魅央ちゃんがそう言って舜君に抱きつこうとする、

のを舜君は必死になって阻止する。


(そんなに否定しなくたっていいのに…。)


「順番来たからここで遊んでる二人は放っといて
お参りしよぉ~?」


「うん。」


「ちょ、助けろってば;;」


「自分で蒔いた種くらい、自分でどうにかしろ。」


「俺、何にもしてないのにぃ~;;;」


舜君のそんな言葉は虚しく、柚那と月は無視してお参りしてる;;




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