*。俺様な吸血鬼。*

「つか腹減ったんだけど。」

「ここじゃみんなにみられるでしょ?
だからどっか空き教室いくよ。」

「ん。」

「どっか空いてるところは..。」

月は私の後ろを静かについてくる。

(なんか可愛い。)

「ここでいい?ここなら分かんないと思うし。」

「ん。」

「じゃあはい。」

空き教室に入って鍵を閉めてから
自分の髪をよこにやって首を出す。

「いい匂い。」

月が私の近くに来て耳元で甘くささやく。

「ひゃッっ!?」

「いちいちエロい声だすな。」

「え、エロいって月が耳舐めるからじゃん!」

「あぁ~もううるさい。」

「なっ!..あっ!!」

月が急に首筋を咬んだ。

ごく、ごくっ。

「んぁ、ん。」

ごく。

(なんかこの前より長い;)

ぷは!

「ん。月?」

「美味かった。」

(なんかすごいぼーとする。)

「あ、そうだ、キスマーク何も言われなかったの?」
< 23 / 262 >

この作品をシェア

pagetop