*。俺様な吸血鬼。*



蓮蒔と呼ばれた柚那の彼氏は物凄くかっこいい。

ま、さすが柚那が選ぶだけのことはあるけど。


『ごめん、待った?』


『待ってないよ。』


彼氏さんは年上に見える。


『あの、この前のことなんだけど…。』


『うん、呼ばれたからなんとなくその事だろうなぁって
見当はついてたから。』


『えっと…。』


『ごめんね?なんか不安にさせちゃったみたいで。』


『え?』


『この前一緒にいた子は妹なんだ。』


『い、妹!?』


『うん、クリスマスのときのプレゼントを妹と柚那が
同い年だったから選んでもらおうと思ってて。』


『それで、そのとき偶然私が見たってわけ?』


『そぉゆうことみたいだね。』


「なんか、心配したほどでもなさそうじゃん。」


「うん、よかったぁ。」


「もう少し修羅場が見れると思ってたのに…。」


み、魅央ちゃん?;;;




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