*。俺様な吸血鬼。*
「れいり~!!」
「!?なに?」
「ちゃぁんと持ってきた?」
「えと、うん。」
「おぉ~えらいじゃん♪」
柚那が頭をよしよしと撫でてくる。
「…ちょっと、子供扱いしないでよ。」
「へへぇ~♪」
(ホントに柚那ってよく分からない。)
「じゃあ、ちゃんと持ってきたんだから月君に渡すんだよ!?」
「わ、分かってるよ;そんなに念を押さなくても;;」
「なら、いいの。」
すっごく上から目線です;;
「なぁんの話してんのぉ?」
「あ、舜君。」
「ちょっとぉ、舜は関係ないってば!」
「あ、それひどくない?柚那ちゃん;」
「そぉ?」
「……そ、それよりバレンタインの話してたんだよね?」
「え?そうだけど…。」