*。俺様な吸血鬼。*



チョコレートやクッキーとは違う甘さを感じる。


好きな女の血となればまた格別だし。


麗李の首筋から唇を離す。



「ん。」


麗李が涙目でこちらを見る。


「…っ!」


いつも思うけどそんな目で見ないでほしい。

理性効かなくなるし。


つか、ほかの男のにもこんな顔してんのか?


「月?」


一人でいろいろ考えてる俺を、不思議に思ったのか

麗李が聞いてくる。


「他の男にそんな顔してんなよ?」


「え?そんな顔?」


「分かんないなら、体で教えてやる。」


麗李に深いキスをする。


「んな!…ぁ。」


「ホワイトデーは楽しみにしてろよ?」


唇を離し麗李の耳元で囁いた。


「///。」


麗李が顔を赤く染める。



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