*。俺様な吸血鬼。*
まだホワイトデーまで
時間があるから
それまでに
考えてれば
なんとかなるよな…。
その日は
そう思いながら
眠りについた。
―――…次の日。
「……。」
学校に来て
朝から悶々と
悩んでた。
それはもちろん
ホワイトデーのことで。
つか
俺がこんなことで
悩むとか
らしくねぇ…。
そりゃ
今まで
このルックスで
周りから
いろんなもん
貰ってたケド、親以外でこんな風にプレゼントするのは
初めてだし……。
(ハマッてんな…。)
かなり自分が
麗李に
ハマッてるというコトを
思い知らされた。