*。俺様な吸血鬼。*
「まぁ、一応ありがとな。参考にしとく。」
「俺がせっかく相談のってあげたんだから、ちゃんとしたもの買わないと怒るよ…?」
なんで俺だけ
こんな扱い違うんだよ…。
もう
別にいいケド…………。
「おはよぅ。」
「あ、麗李ちゃぁん♪おはよぉ〜☆」
語尾をのばすな語尾を。
てか
本人には
“麗李ちゃん”なワケね…?
「…はぁ。」
また溜め息を吐いて
麗李に
飛び付こうとする
舜をとめた。
「ケチぃ。」
「ケチとかの問題じゃねぇっての。」
そう言って舜に
一喝した。
「月、おはよ。」
麗李が微笑みながら
まだ交わしてなかった
挨拶を俺にする。