*。俺様な吸血鬼。*

「そろそろ戻るぞ。」

「そだね。2限分サボっちゃったし;」

「ほら。」

「?」

「手。」

「え?あぁ。ありがと。」

月は手かせって意味だったみたいだけど
手を月の手のひらにのせると
月は私を引っ張ってたたせてくれた。

「いくぞ。」

「うん。」

意地悪だけど時々見せる優しさに皮肉にもかっこいいと
思ってしまう自分がいる。

「好きなのかな?」

まだ自分でもよくは分かんない。
けどもう少しゆっくり月のことみてくのも
いいよね。

「おせ~つの。」

「はいはい。」

前言撤回。
どちらかとゆうと、意地悪なほうが強いみたい。
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