*。俺様な吸血鬼。*
「今日は二人目の転校生が来たから。仲良くするようにね。」
「まじ!?男?女?」
「さぁ?♪」
(先生が一番楽しそう。てかこの時期転校生って多いのかな?
あ、でも月は目的が違うんだよね。)
そんなことを考えているうちに転校生の自己紹介は終わってたみたいで。
(え?)
いつの間にか目の前に転校生らしき人がいた。
「付き合って下さい!」
「………え?」
「一目ぼれしちゃった♪」
「は?え?わ、私!?」
「まじでぇ!?なんで麗李ばっかり!」
「えぇ!麗李ちゃんに告白しやがったぞあいつ。」
「ね?別にいいでしょ?」
すごくかわいらしい顔した男の子が、てかホントに同級生!?
って感じな子がすごい目をウルウルさせて私の返事を待ってる。
「えっと。その「ダメに決まってんだろぉが。」
「え?」
いつの間に後ろに来たのやら月が私を後ろから抱きしめて
転校生のことを威嚇してる。
「えぇ!彼氏いるのぉ?」
「んだよ。わりぃか?」
「ん~ん。べつに。ただ…。」
ちゅ。
「「………。は?」」