*。俺様な吸血鬼。*
ゴク、ゴク、ゴク。
月が今まで我慢してた分まで味わうかのように飲んでる。
ゴク、ゴク。
「ん。ふぁ。」
月が離してくれた。
(あ、またあの瞳だ。紅い色。)
「……………。すまねぇ。」
「…なんか似合わない。」
「は?」
「だって、いっつも余裕な顔してる俺様な月じゃないから
調子狂うよ。」
「なんだよ。せっかく謝ってんのに、そんなこと言うわけ?」
「あはっ!月にはその悪人顔のが似合ってる♪」
「……へぇ?お前が望むなら、ずっとイジメてやるよ。ニヤ」
「………;汗)えっと;」
(やばい、言い過ぎた;;)
「いやっつっても逃がさねぇから覚悟しとけ?黒笑)」
「…………………いやぁぁぁあ!!!;;」
「逃がさないって言ったし?まぁ、たっぷりとお仕置きしてやるよ。」
「;;泣)」