*。俺様な吸血鬼。*
「二度と俺の目の前に現れんじゃねぇ!!」
そういうと男共は逃げてった。
「ばかっ!!なにやってんだよ!!」
「……ごめんなさい。」
「ったく、ちょっと目をはなすとこれだからな…。」
「………。」
「ハァ。もう二度と俺から離れんな。危なっかしくて見てらんねぇ。」
「…はい;;」
「いくぞ。」
そう言って、麗李の手を掴んで舜たちの所に戻る。
「あ、これ、飲める?」
「は?」
「コーヒー。月はジュースって柄じゃなかったから。コーヒーかなって…。」
「……。あぁ。」
こんな時に飲み物の話かよ。とか思いながら可愛いとか思ってしまう俺。
こんなキャラじゃねぇのに。
「いいから。はやく戻るぞ。」