*。俺様な吸血鬼。*
月がお父さんとお母さんに帰る挨拶をしに行った。
「今日は突然来てすみませんでした。今日はこれで帰ります。」
月がお辞儀をすると
「えぇ~!!もう帰るの!?もっといてもいいのよ?
晩御飯もよければ食べていって?」
「あぁ。遠慮しなくていいんだぞ。」
お父さんもお母さんもよっぽど月のことが気に入ったのか
帰らせたくない様子。
「すみません。お気持ちは嬉しいんですが今回はやめておきます。
また来たときにお言葉に甘えても宜しいですか?」
「もちろん♪いいに決まってるじゃない☆」
「また来てくれよ?」
「はい。」
「じゃぁ、途中まで見送ってくるね?」
「はぁい♪」
「ここでいいから。」
玄関に出ると月が言った。