*。俺様な吸血鬼。*


「でも…。」

「いいから。」

「うん。分かった、じゃぁ、また明日学校でね?」

「あぁ。」


「月。」

「ん?」

背を向けて帰ろうとする月を呼び止めた。

ちゅ。

「!?」

さすがの月もびっくりしてるみたい。

「いつもの仕返し♪」

「な!!?」

「へへっ★」


月の余裕のない顔をみて楽しんでた私を月は引き寄せて、
私がしたときよりも長くて深いキスをしてきた。

「!?」

今度は私がびっくりして月の顔を見ると

「調子のってんな。」

そう言って今度は月が黒い笑みを返す。
つくづく月ペース……。

(結局こうなるんだ……;;)


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