好きだよって言いたいんだ
第1章「悲しみはいつも」
好きだよって言いてェよ。
でも言えねェ。
お前の幸せを願ってるから。
だから、あの日も言いたい事が言えなかった。
お前に伝えたかった言葉…。
都内某所 午後11:30
「そこにいる子!」
あるコンビニ前
「危ないから早く帰りなさい。」
「はぁ!?偉そうな事言うんじゃねェ。」
コンビニの前にたむろする一人の少女に向かって、青年は言った。
それが、咲と秋の出会いだった…。
「しっかたねェなァ。」
そういうと、咲は秋の隣に座った。
「んじゃ送ってってやっからほら、来い!」
秋は、咲のマイペースぶりに圧倒された。
車で送って貰えるのかと思いきや、歩き。
「車はなんか不安だろ?」
咲のちょっとした優しさだった。
咲の横顔を見るなり秋は
「咲、変に真面目な顔!」とからかった。
でも言えねェ。
お前の幸せを願ってるから。
だから、あの日も言いたい事が言えなかった。
お前に伝えたかった言葉…。
都内某所 午後11:30
「そこにいる子!」
あるコンビニ前
「危ないから早く帰りなさい。」
「はぁ!?偉そうな事言うんじゃねェ。」
コンビニの前にたむろする一人の少女に向かって、青年は言った。
それが、咲と秋の出会いだった…。
「しっかたねェなァ。」
そういうと、咲は秋の隣に座った。
「んじゃ送ってってやっからほら、来い!」
秋は、咲のマイペースぶりに圧倒された。
車で送って貰えるのかと思いきや、歩き。
「車はなんか不安だろ?」
咲のちょっとした優しさだった。
咲の横顔を見るなり秋は
「咲、変に真面目な顔!」とからかった。