Rabitt



「健っ

おはよ」

「未兎

おはよ」

「あ

未兎

おそよっ」

ゆみが隣からひょこっと
顔をだす

「何それ(笑)」

「だって未兎

おそいんだも-んっ」

今までは

4人で行っていたのに

優がいなくなってから

未兎はなんとなく自分はいてはいけない気がして

少し遅めにでていた

私いてもいいんだという気持ちと同時に


ほんとは

いてはいけないんぢゃないかという不安が走った

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