Rabitt
「ぢゃあ
行ってくるわ!」
「お嬢様!!」
おばさん
は
ふぅっー
と大きな
ため息を
つく
「全く
お嬢様は……」
え?
おばさんが
何者か?
おばさんは
長年
未兎の世話係り
として未兎の家
に仕えている方
未兎が
三歳の頃から
仕えているため
未兎に関しては
物知りである
未兎が
健が
好きな事にも
気付いている
ん?
なんで
未兎が
そんな小さい頃から
おばさんを
仕えさせる必要が
あったのか?
お母さまは
政治家
お父様は
お医者さま
ご両親共に
忙しい人
だったのです
お嬢様は
あまり家族と
仲良く
話したり
せずに
育ってきたのです
でも
愛されていなかった
訳ではありませんでした
なるべく
朝食は
家族全員で
食べるように
心掛けて
いらっしゃいましたから