か弱い羊と優しい狼












家に帰るともう心は居た


あたしはリビングにいかずに
自分の部屋に行く


ドァを閉めようとした

けれどそれは心の綺麗な手で止められた


「待て」

「やだ」

あたしはグイッとドアを引っ張る

でも無理矢理こじ開けられた


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