−Secret☆GIRL−
「あ!」
てかあたし生徒会室に行かなきゃだし!!
すっかり忘れてた。
「どうしたの?」
「あたし、先生に呼ばれてるのでもう行きます!それじゃっ」
「ちょっと!」
……んだよー
「何?」
あたしはさっきのガールズたちに呼び止められ、不機嫌に返事をした。
「…れ、玲様と光太郎様にお近づきになったら、許さないから」
カレンさんに聞こえないようにか、小さい声であたしを脅すガールズ。
「それだけ?あたし時間ないからもう行くわ」
「なっ…」
「ぎゃははははははッ」
と笑ったのはもちろんカレンさん。
どうやら全部聞こえていたらしい。
「それじゃ」
と笑顔でカレンさんに言い、あたしは生徒会室に向かった。