−Secret☆GIRL−
注文した食事がすぐ来て、3人とも食べはじめる。
そして10分くらいたち、あたしたちは食べ終わった。
「やーっとありのままの華城苺李でいられるー♪」
あたしが笑顔でそう言うと、
翔にぃと優にぃが顔を見合わせて
「「可愛い妹の正体がついに知られたか」」
と、見事にシンクロ。
「ってかみんな苺李のことちらちらみすぎじゃね?」
「え…?」
優にぃに言われるまできづかなかったが、みんながあたしをちらちら見ている。
「苺李可愛いからなぁ」
翔にぃがそう言った。
「違うよ。今まで表に姿を現さなかったあたしが姿を現したからだよ」
きっと、今まで謎が多いと言われていた華城家の末っ子のあたしを見て、興味がわいているだけなのだろう。
「お前、そーゆうことに関しては鈍感だよな。」
と呆れている翔にぃ。
「そーゆうことって?」
「しょうがねぇよ。コイツそーゆうことに関しては未経験だもん。」
「だからそーゆうことってなによ」
「それもそうだな。」
納得している翔にぃ。
てかシカトしてんじゃねーよっ