−Secret☆GIRL−


「じゃ、そゆことだから。」
「みんな苺李をよろしくね」


王子様スマイルで翔にぃと優にぃが言うから…


「「はいぃ〜」」


女子がみんなキュン死にして倒れてしまった。


恐るべしッ 双子王子!!



「あ、あと苺李になにかしたらただじゃおかないからね〜」


王子様スマイルとは全く違う鳥肌がたつような笑顔でトリプル愛や、なぜか男子に向かって翔にぃが言った。

トリプル愛はもちろん、翔にぃの笑顔を見て男子の顔色が悪くなる。



「じゃあ苺李、もう行くな」

と言う優にぃ。

「今のがいいたくて教室まで来ただけだから。」

翔にぃがそう言ってあたしの頭を撫でた。


案の定、まわりからは女子の悲鳴。

「あたしも撫でられたいですわ〜」

だの

「うらやまし〜い!一度でいいから翔瑚様の手に触れてみたいわぁ」

だの

……変態か!




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