−Secret☆GIRL−
「変装しててもすぐにわかった。」
「それ、どーゆう意「おい。」」
どーゆう意味?
そう聞こうと思ったら、低い声に遮られた。
“おい。”そう聞こえた声は、もちろんあたしの声ではなくコウタロウの声でもない。
「光太郎、調子こいてんじゃねーぞ。」
あたしとコウタロウは声がしたほうに顔をむける。
空き教室の入口の前で、機嫌悪そうに立っていたのは………
「…玲」
クソ男だった。
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