−Secret☆GIRL−


「苺夏ちゃん!他に何知ってるの?!」


苺夏ちゃんに詰め寄る。


「……はぁー」


なんでため息つくの!?


「本当に鈍感ね。それとも脳みそがよわいのかしら。」


はぁー?


「あたし学年トップの脳みそもってますけど!てか知ってること教えてよ!」


呆れた顔であたしをみる苺夏ちゃん。


「まずは自分でこの15年間のことを思い出してみな。それでも何も思いだせなかったら……」


思い出せなかったら…?


「そんときはそんときだ。」


おいッ



「てか、“コウちゃん”と“レイちゃん”が思い出させてくれるんじゃない?」



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