−Secret☆GIRL−


廊下を歩いていく。


長い…


今日は廊下がやけに長く感じる。


いや、実際長いんだけど。


走って部屋に行こうかな。


そう思ったけどそんな気力はどこにもない。


早く…

早く部屋につけ…



そんなことを思っているうちにマイルームについた。


ドアノブに手をかけ部屋に入ろうとしたときだった。


「苺李ッ」


誰かがあたしをよんだ。
……気がした。


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