−Secret☆GIRL−
光太郎と玲まで登場したことによって騒ぎが更に増した。
「遅刻するから早く教室にいこ?」
あたしの提案に
二人はもちろん賛成する。
きっとあたしと同じで、
二人ともこの場から立ち去りたいらしい。
「でもどうやって通る?」
生徒が群がっていて校舎のなかには入れない状況。
「大丈夫だろ」
と、玲。
「どうせみんなが道を開けてくれるよ。」
エンジェルスマイルのコウタロウ。
なんかコウタロウ、前のコウタロウに戻ってる…
まぁ、いいんだけどね。
「じゃ、行きますか。」
あたしの声で
三人とも歩きだす。