−Secret☆GIRL−
「どちらかのお嫁さんにしてもらえば?」
ニヤニヤする苺夏ちゃん。
とんでもないことを言ってんじゃねぇ。
「いやだよ。」
「え…今の軽く傷ついた」
あたしの返事に落ち込んでいるコウタロウ。
「なんでお前は嬉しそうなんだよ。」
そう言って優にぃが翔にぃに蹴りをいれた。
「シスコン翔にぃ。」
「シスコンじゃねぇ。」
苺夏ちゃんの言葉に翔にぃが反発する。
「苺夏の言う通りだし。」
「あぁ?優翔もだろーが。」
「俺はちげーよ。」
……。
「苺李。」