−Secret☆GIRL−


「てかさ、授業は?」


せっかく気持ち良く寝ていたのに。

起こされたあたしは少し不機嫌。


「今はもうお昼休みですわ。」


愛羅がそう答えた。


「じゃあお昼食べてきなよ。お腹すいたでしょ?」


とにかく追い出したいあたし。

あたしがそう言うと、三人とも顔を見合わせてニヤニヤ笑いはじめた。


なんなんだ、こいつらは。


「あのですね…」


愛未が照れ臭そうにあたしをみる。




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