−Secret☆GIRL−
あんなに早く行きたいと思っていた高校のはずなのに………
「もう帰りたい…」
はぁー……
……うん、とりあえず早く中に入ろう!!
そう思って歩くのを早めて、五段しかない階段をのぼりきった。
「げっ」
あたしがのぼりきったと同時に人込みが真っ二つに分かれた。
左右に人が分かれたことによってあたしの先に道がつくられた。
「……」
せっかく空けてくれたんだし、ここを通るしかないよね…
ってかここ以外通れるとこねーし