−Secret☆GIRL−


「ぎゃははははッ」



…………。



あたしは、笑い声がした後ろを振り返った。

そこにはすごく美人な女の子がたっていた。

「「歌恋さん!」」


カレンさん?


この人があんなに豪快に笑っていたの?


「あなた、名前なんてゆーの?」


すごく綺麗な声であたしに話し掛けてきたカレンさん。



「花本苺李です」



「苺李ちゃんね。私、桜歌恋。よろしくね」

そう言ってあたしの手をとる。


「はぁ…よろしくお願いします」


「てか、何で敬語?」



「だって、先輩なんじゃ…」


「ぷっ…あはははッ」


…………。


「あなた、最っっ高に面白いわ」


「え、なっなな、なにが…ですか?」








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