転勤族妻の憂鬱
あたしは、琉美を陽子先生に任せつつ

静かに音を立てないように

この場を立ち去ろうとした…ら



ガタン!置いてあった傘立てに躓いてしまった!

と、同時に琉美は泣き出した!

あたしは、慌てて抱っこしようとしたら

「お母さん、大丈夫ですから、安心して、行ってください」

そう言われて


「はい、宜しくお願いします。」

と、あたしは、後ろ髪引かれる想いで


扉を閉めて



階段を降りた…。






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