続 それだけ~先生が好き~
いつも探していたあの笑顔
見つけると、きまって私は目をそらすんだ。
恥ずかしいから・・・。
人の笑顔がこんなに素敵なものだとは思ってなかった。
好きな人が笑っていてくれるって・・・
すっごくシアワセなことなんだね。
だから先生、笑っていてね。
今日もいっぱい笑おうね。
先生が泣いてるのと笑っているのとじゃ、世界が違う。
私の世界は先生を中心に回ってるから。
ピンポーン・・・
あれ?
今、家のチャイムなったよね??
いつの間にか、約束の時間10分前。
先生のことを考えていたら時間はあっという間にたつ。
バッグを右手に、階段を駆け下りた。