続 それだけ~先生が好き~
先生の隣
先生とのクリスマス以来のデートに・・・私の心臓は破裂寸前。
約束の時間までまだ3時間以上もあるっていうのに、準備万端だし。
久しぶりに会えるんだ。
卒業式の後も、先生は忙しくて会えなかったから。
先生からもらったうさぎのブレスレットを腕に通す。
私の腕で、うさぎのチャームが揺れる。
その小さなうさぎのチャームに名前をつけたんだ。
同じ名前を、ホワイトデーにもらったうさぎのぬいぐるみにも名づけた。
安直だけど、耳が可愛いから『ミミ』。
ミミはいつでも一緒なんだ。
先生がくれたミミを毎日肌身離さずつけてる。
先生、私シアワセものだね。
だって今こんなにも・・・笑顔があふれてくる。
きっと先生のおかげだね。
先生がいなかったら有り得なかった。
先生に恋した日から
私の世界が変わったんだ。