さようなら。
音信不通なんて嫌だよ?

このままこんな状態だったら

あたしは哲を疑ってしまいそうで

すごく怖かった。

最悪な女にはなりたくない。

疑うなんて最悪の行為。

無意識のうちにあたしの頭の中は

マイナスなことばっかりだった。

『どうしよう』ばっかり。

哲を信じてるなら

堂々としていれるはず。

そうだよ、あたしの考えすぎ。

もっと冷静になろう。

明日から学校が始まるから

明日の準備しなきゃ。
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