さようなら。
もしかしたら明日

何事もなかったかのように

哲が迎えに来てくれるかも。

ぎりぎりの時間まで待ってよう。

ワイシャツにアイロンかけて

プリーツ綺麗にして

ローファー磨いて

明日の準備をした。

哲はきっと来てくれる。

信じて、一日を過ごした。
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